宮野真守 : Ulysses 役
エピソード 12
あいつは優雅な大悪党
妖精博士(フェアリードクター)であるリディアは父に会うため、相棒の妖精ニコとともにロンドンへ向かう船の 中で、美貌の青年と出会う。彼は伝説の青騎士伯爵の現当主、エドガー・アシェンバートと名乗り、彼の身分を証明するメロウの宝剣探しをリディアに依頼する。エドガーと彼に仕えるレイヴンの二人は本物の貴族とその従者にしか見えないが、エドガーの容姿はロンドンを騒がす強盗犯にそっくり! 果して彼の正体は本物の貴族? それとも・・・
もっと読むプロポーズはお手やわらかに
秘密結社朱い月(スカーレットムーン)の毒刃に倒れたエドガーを助ける為、リディアはケルピーと一緒に妖精界で暮らすことを条件に、エドガーの命を救うよう取引をしてしまう。リディアのおかげで一命を取りとめたエドガーは、リディアと仲直りできたことを素直に喜ぶのだが、当のリディアは別れを決意していた。翌日、伯爵家を訪れたリディアの父・カールトン教授からその事実知らされたエドガーはリディアを取り戻す為に妖精国に行くことを決意する。
もっと読む涙の秘密をおしえて
妖精界から帰ってくる口実としてエドガーのプロポーズを受けたリディアのもとへ、月の指輪(ムーンストーンリング)の管理をする妖精・コブラナイが現れる。コブラナイは指輪をリディアの指にぴったりのサイズにしてはめてしまい抜けなくしてしまった。ご満悦のエドガーは舞踏会を開き、婚約者としてリディアを披露しようとする。招待客や朱い月(スカーレットムーン)の面々が集まる中、遅れてきたポールが一人の少女を連れてきた。その少女はアシェンバート伯爵家につく妖精・バンシーで、エドガーには青騎士伯爵の力を感じないと言い、一族の死を予言するという琥珀の涙を流した。
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