岡田麿里 — 脚本
エピソード 2
十六歳、春、まだつぼみ
2011年04月03日
• 24m
1x1
突然、母、皐月(さつき)から「夜逃げをすることになった」と伝えられた松前緒花(まつまえ・おはな)。 母親から手渡されたのは“喜翆荘”(きっすいそう)という名と、電話番号が書かれた一枚の紙切れだけ。 住み慣れた街、母親、そしてクラスメイトの種村孝一(たねむら・こういち)に別れを告げ、 まだ出会ったことのない祖母がいる街で暮らすことになった緒花は、 海岸線を走る列車からの景色を見ながら、これから始まる新たな生活に思いをはせるのだった。
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