甲斐泰之 — 原画
エピソード 8
新星は東雲の空に煌く…(前編)
都内のある工場に潜伏したヘイ。 ターゲットは工場の相談役、 田原耕造。 ゲート内第一次調査隊の生き残りである彼の研究資料が目的だった。 ヘイとは別に田原を狙って契約者が現われる。 そうとも知らず、 娘の舞に関する事件に頭を悩ませる田原。 舞に放火の疑いがかかっているというのだ。 普段、 会話をしない親子。 舞は父親に対して頑なに心を閉ざしている。 監視役を装い舞に近づくヘイ。 彼女はヘイに、 包帯で隠した手首の秘密を見せる。
もっと読む新星は東雲の空に煌く…(後編)
契約者としての能力を萌芽させた舞。 だが、 その能力を制御することができない。 目の前にあるものが、 次々と炎に巻かれていく。 田原はゲート内第一次調査の際に、 特殊能力を封じることができるある物質を発見。 それを持ち帰った。 田原から研究資料を奪うため、 舞を人質に取る契約者。 田原は舞を取り戻し、 過去に植え付けてしまった罪の芽を自らの手で摘もうとする。 その行動にヘイは……。
もっと読む死神の見る夢は、黒より暗い暗闇か?
契約者同士の戦いが繰り広げられる中、ゲートの中心へと急ぐ黒たちを出迎えるアンバー。ついに南米での真実を明かすという。その頃、EPRや“組織”の正体を知った未咲は、単独行動を取り始める。
もっと読む黒猫は星の夢を見ない…
「トーキョーエクスプロージョン」があった夜・・・ロシアのシベリア平原で、パブリチェンコ博士とその双子の子供、蘇芳(スオウ)と紫苑(シオン)は隕石の落下に遭遇した。2年後のある日、親友ターニャとの学校生活を楽しんでいたスオウの周辺で突然、異変が起り始める。契約者たち、そして『黒の死神』と呼ばれた男BK201がシベリアに現れたのだ。が、全てはこれから起こる、もっと大きな変化への前触れに過ぎなかった。
もっと読む水底は乾き、月は満ちる…
旅の終着点であるサンシャイン水族館にたどり着いた蘇芳。そこで、見たものとは…!? そして黒は、過去の深い傷跡と向き合う決意をする。三鷹文書に記された『未来の記憶』の最終段階が始まろうとしていた。
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