Takayuki Hirao — 音響監督
エピソード 13
アリサ・イリーニチナ・アミエーラ
ロシア支部から極東支部を目指す輸送機を小型アラガミの大群が襲う。そこにはレンカと同じく、新型の神機を操るゴッドイーター、アリサが搭乗していた。リンドウたち第一部隊はレンカを連れ、アリサの救助を試みようとするが、アリサはその申し出を断る。アリサを守るため援護に徹するレンカたちだったが、そこにさらなるアラガミの援軍が接近し、状況は悪化。リンドウは、レンカを連れて直接アリサの救助へと向かうが、アリサは頑なに同行を拒否する。アリサが輸送機を離れたがらないその理由とは……。
もっと読むエイジス
アリサの救助任務から無事帰投したレンカは、第一部隊への配属を告げられる。アリサや同期のコウタも同じく第一部隊配属となった。コウタに誘われて初めて市街地に出たレンカは、遠く離れた海上に浮かぶエイジス島の存在を知る。フェンリル極東支部は、アラガミの脅威から人類を守るため、巨大な人工島をシェルターとして全人類を収容するエイジス計画を最前線で進行させているのだ。一方、メディカルルームでチェックを受けるアリサは、レンカの眼差しを思い出し「Ужас(ウージャス)」と悪夢を意味するロシア語をつぶやく。そして3人は、第一部隊の一員としてゴッドイーターの任務の初陣に臨む。
もっと読む仇花/徒花
エイジス計画の達成への道のりがまだまだ遠いことを知り戸惑うレンカ。エイジス計画を実現させるためにはさらに大量のアラガミ由来のオラクル資源が必要だった。そんなレンカを後から蹴り飛ばすソーマ。「オレたちに出来ることは、アラガミを倒す……それだけだろ」。ベテラン神機使いのリンドウとソーマが不在のため、次の作戦のターゲットから危険な大型種のアラガミを外すサクヤ。だが、大型種の持つ大きなコアの方がエイジス計画の達成にはより貢献できると考えたレンカは大型種の討伐を提案。コウタとアリサもその提案に同調し、サクヤは新人の3人に半ば押し切られる形で大型種のアラガミ・ヴァジュラの討伐任務を選択する。
もっと読む泥中の蓮
大型種のアラガミ・ヴァジュラ2体の討伐任務中、同族であるはずのアラガミをも喰らってしまう異質な黒いヴァジュラに遭遇したレンカ、アリサ、コウタ、サクヤの4人。その途方も無い力の前に第一部隊は散り散りとなり、レンカは気を失ったアリサを連れて手近な廃墟へと逃げ込む。神機を折られ、自身も大きな痛手を負ったレンカはそこで力尽きてしまう。アリサも先の混乱で神機を失くし、さらにかつて目の前で両親を黒いヴァジュラに殺されたという、幼き日の記憶が鮮明に蘇ったアリサは恐怖に囚われてしまう。そこに追い打ちをかけるように、満身創痍の二人が逃げ込んだ廃墟へオウガテイルの群れが迫る。
もっと読む橘サクヤ
無事極東支部に戻ったものの、精神的な不安定さが顕在化したアリサと神機に大きな損傷を負ったレンカには休隊が命じられる。凶暴なヴァジュラの変異種ディアウス・ピターとの戦いで過去の因縁がフラッシュバックし、トラウマに対する恐怖と仇敵に対峙して何も出来なかった自分の不甲斐なさに苦しむアリサ。極東地域に向かって強力なアラガミ達が集まって来ていることに疑問を投げかけるリンドウに、ツバキはある懸念を孕んだデータを示す。一方、レンカの神機が折れてしまったという異常事態について、榊博士が調査を始める。そして、新型神機使いの2人を欠いたまま、支部長は新たな作戦を開始しようとしていた。
もっと読むソーマ・シックザール
レンカの身体に起きていた異変。それはオラクル細胞の過剰適合によるものだった。死の運命からは逃れられないが、ゴッドイーターを引退すれば多少の延命が可能だと告げられ、決断を迫られるレンカ。時を同じくして、エイジス計画完遂に向けた重要なミッション「メテオライト作戦」のブリーフィングが行われた。そこでレンカは指揮能力を買われリーダーに任命されることとなる。同行するソーマが他部隊の人間から“死神”と疎まれていることを知ったレンカに、榊が言う。「残酷な運命……。君と同じく彼もその被害者と言えるだろうね……」 ソーマの秘められた過去を知ったレンカだが……。
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